MacでPixel Budsアプリが利用可能に！接続方法やできることを解説

Pixel BudsシリーズはGoogleが展開する完全ワイヤレスイヤホンです。2024年9月には最新のPixel Buds Pro 2が発売されました。

Pixel Budsシリーズの細かい設定や操作には専用アプリが必要ですが、実はこのアプリ、Macでも使えるようになっています。

今回はMac OS搭載PCにPixel Budsアプリをインストールし、実際にPixel Buds Pro 2と接続してみたので、接続方法や利用可能な設定などを紹介します。

Mac用Pixel Budsアプリの概要

Macで使えるPixel Budsアプリは、元々はChrome Book向けに提供されていたWebアプリです。

Webアプリなので、SafariやChromeといったブラウザからアクセスして使うことになります。URLはこちら↓

また、PWAに対応しているので、インストールすることで1つのアプリのように利用することもできます。詳しい手順は後ほど解説。

それでは早速実際に接続して利用する手順を紹介します。

MacのPixel BudsアプリでPixel Budsを接続する方法

アプリにアクセスする前に、まずは利用するMacとPixel Budsをペアリングします。今回使用しているのは、M3搭載の13インチMacBook AirとPixel Buds Pro 2です。

まず、Pixel Budsの背面下部にある小さなボタンを長押しすることで、ペアリングモードをオンにします。ペアリングモードになると正面側のライトが点滅します。

このとき、Mac側でBluetooth設定を開くと「近くのデバイス」にPixel Budsが表示されるので、接続ボタンから接続を行います。

「自分のデバイス」にPixel Budsが表示され、「接続済み」になっていればペアリングは完了です。

続いてブラウザからWebアプリにアクセスし、「Google Pixel Budsを選択する」をクリックしましょう。

「mypixelbuds.google.com がシリアルポートへの接続を要求しています」というポップアップが出るので、先ほど接続したPixel Budsを選択。

難しい設定は不要で、これだけでPixel BudsアプリがMacでも使えるようになります。

「いちいちサイトにアクセスするのは面倒」という方は、上部の案内からPWAをインストールしましょう。

PWAを開いても、基本的にはブラウザでWebアプリを操作しているのと同じものが表示されます。

続いて、利用できる設定項目などを詳しく見ていきましょう。

Mac用Pixel Budsアプリで使える設定

Mac用のPixel Budsアプリで利用できる設定項目は以下の10項目。

その他にファームウェアの更新状況や、シリアル番号などの確認も行うことができます。

イコライザーやノイズコントロールの調整が可能なので、イヤホンとして必要な機能は一通り揃っている感じですね。

Mac用Pixel Budsアプリでできない設定

一方で、スマホ版のPixel Budsアプリで利用可能でも、Mac用のアプリでは利用できない設定もあります。それが以下の6つ。

アシスタントや探す機能など、Android OSと連携して利用できる機能はカットされていますね。

また、空間オーディオはおそらくPixelシリーズのスマホと接続したときのみの機能なので、他のAndroidスマホでも利用できません。

一番残念なのが「音声の切り替え」に非対応なこと。

この機能は同じGoogleアカウントでログインしている端末なら、メディアを再生するだけで自動で接続を切り替えてくれる、かなり便利な機能です。

Apple製品同士ならAirPodsが勝手に接続先が切り替わるアレと同じような機能です。

ただ、マルチポイントには対応しているので、Macと別のスマホ（iPhoneでもAndroidでも）に同時接続して使うことはできます。

MacとPixel Budsも割と快適に使える！

Mac用のPixel Budsアプリを使えば、Pixel BudsシリーズとMacの組み合わせでも快適に利用することができます。

AirPodsシリーズとBeatsのイヤホン以外で、Mac側からノイキャンなどの設定ができるイヤホンは少なく、アプリがMacで使えることはPixel Budsシリーズの明確な強みだと思います。

Pixel Budsシリーズは着け心地が良く、Macに接続して長時間作業するのにもおすすめです。

Pixel Buds Pro 2ならノイズキャンセリングや音質もそこそこ良いので、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。